月の光

男性の更年期障害?!

男性にも更年期障害があることを知っていますか?

今や日本の男性の、何と!

男性の6人に1人は、男性の更年期障害になっているんです!

男性の更年期障害は、ある病気と全く同じような症状が出るので、

その見分けによって男性の人生が大きく変わります!

奥さん!彼女さん!・・女性の皆さん!

『男性の更年期障害』について!!!

知っておきましょうね!

女性が知っていることで多くの男性が救われると思います!

女性の更年期障害につては、多くの女性も、男性も1度は聞いたことあると思います。

女性の閉経に伴い、急激な女性ホルモンの減少により

精神的・肉体的にいろいろな不調が起こるため、

雑誌やTV、いろいろと特集もされています。

また、私達女性にとっては、『産婦人科』があるので、

更年期障害の時に、相談や治療、緩和を求めて行く場所があり、

この『産婦人科』の存在が何気に、心の支えとなっています。

ですが、

『男性の更年期障害』

については、ほとんど話題にもならず、取り上げられないため・・・・・

男性ですら知らない人が多いので、女性の多くは知らないと思います。

実は、この『男性の更年期障害』
日本人男性の6人に1人は、更年期障害になっていると言われています!!
精神的ストレス社会の今の日本では、ひょっとして5人に1人かもしれません・・・

えっ????

男性の6人に1人????

男性と女性の更年期障害は違うの???

【 女性の更年期障害 】

女性は、2人1人が更年期障害になると言われています。

更年期とは、閉経の前後5年間の合計10年間をいいます。
もし、55歳で閉経したなら、その前後5年間の50歳~60歳までの10年間が更年期です。

この時期に女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量が急激に減少することにより心身にさまざまな不調があらわれます。

症状の種類や強さは個人差があり、この更年期のさまざまな不調を「更年期症状」といいます。
仕事や家事など日常生活に支障をきたしてしまうほどの重いものを「更年期障害」といいます。

女性は、閉経によるホルモンバランスが崩れが大きく関わっています。

では、男性は??

男性は、生理も無いし・閉経も無い・・・・

なのに男性の6人(5人)に1人が更年期障害?!

【 男性の更年期障害 】

一般的には、『LOH症候群』と言われています。

または、加齢男性性腺機能低下症候群とも言われています。

※LOHは、Late-Onset Hypogonadismの略

この男性更年期障害は、女性とは大きく違う点が多いです。
そこを詳しく解説していきます!

①30代後半から、男性なら誰でもなる可能性がある!

一番の働き盛りの男性30代~50代に発症することが多いんです!

②発症の原因は、血液中の男性ホルモン(テストステロン)の急激な減少によって起こります!

これは、加齢により男性ホルモンの低下による場合も多いですが、
特に男性は、重度のストレスや環境の変化などで男性ホルモンが急激に減少する場合が多いのです!!

※女性の更年期障害のように、加齢によるホルモンの急激な減少だけではなく、ストレスなどが大きく関わるのも男性更年期障害の特徴でもあります。

?????

ストレスで男性ホルモンが減少するって?どういうこと???

男性ホルモン(テストステロン)は、
大脳の視床下部からの指令によって主に精巣でつくられます。

しかし、心理的ストレスを長く受け続けて交感神経優位の状態が続くと、
大脳から「テストステロンをつくるな」という指令が出されてしまうのです。

男性ホルモンは、副交感神経が優位になっている時に多く分泌されます!
男性の勃起状態を保つにも、副交感神経が優位になっている状態が求められます!

えっ????そうなの????

セックス中、男性が興奮している時って、交感神経じゃないの??

と思われた方も多いと思います。

そうなんです!!

この男性の男性ホルモンと副交感神経の状態の大切さが理解されていないために、
多くの男性が苦しんでいるんです。

考えてみてみましょう!男性の皆さんならよく理解できると思います!

男性が無意識に勃起する時は???

眠たい時・・・・睡眠に入る時、勃起しますよね!!

朝起きた時、勃起していますよね!!(朝立ち)

これらは、副交感神経が優位な状態の時なんです!

もし、勃起が交感神経優位の時に起こるなら・・・・・

想像してみて下さい!

サッカー選手、レスリング選手などが、試合中(戦っている時)に交感神経ON状態で、

選手の皆さんが、勃起してたら・・・・・・

怖いですよね!交感神経ONの状態では、男性は勃起しません!

だから、

仕事が忙しい時、仕事や家庭の責任が重く肩にのしかかっている時、悩んでいる時、ストレスを多く感じている時、新しい環境に身を投じた時・・・・

多くの男性は、

  • 寝起きの勃起(朝立ち)の頻度が減ったり・・
  • セックス・興奮しなくなったり・・・
  • セックス中に中折れしたり・・・
  • ED(インポテンツ)になったり・・・・

するんです!!

妊活中の夫婦の皆さんも、

男性にとっては副交感神経優位の状態がセックスには大切であることを知って下さいね!

男性への過度のプレッシャー・・・・

特に、タイミング法での、『今晩、セックスしないと!』
のプレッシャーは、男性にとって、ストレスとなり、
逆に、性欲をなくしたり、中折したりする原因にもなるんです!!

ストレスやイライラしている時は、交感神経優位の状態になっているので、男性ホルモンは分泌されないんです!

こちら、今度、もっと詳しくブログで書いていきますね!!

③男性更年期障害の症状が、『うつ病』とそっくり!

男性更年期障害の主な症状・・仕事が楽しくない、仕事に行きたくない、寝ても疲れが取れない、やる気が出ない、気分が落ち込む、イライラする、性欲の低下、勃起力の低下、不眠、不安、記憶力の低下、関節痛・筋肉痛、興味の喪失、集中力の低下、倦怠感・・・・・

男性の更年期障害の症状は、とっても『うつ病』の症状と似ているんです!!

そのため、男性本人も、奥さんや彼女も、これらの症状を感じて・見て、

『うつ病かも!!』と思うんです。

そして、精神科医へ・・・・・・・・・・

精神科では、男性ホルモンのことなんか考えません!!分野が違うので!!

となると、精神科では、『うつ病』かどうかの問診をしてから診察します。

問診のほとんどが、なん十個に渡る、紙ベースでの質問に答えるもの。

そこには、『うつ病』の症状が書いてあり・・・・

男性更年期障害の症状とほとんど同じ・・・・・

そうなると、同じ症状なので、そこに〇をしていきますよね!

・・・・・・・・・・アッ!!

そうなんです!

精神科で、うつ病の症状に〇を付ければ、ほとんどの診断で、

『あなたは、うつ病ですね!』

となるわけです。

そして、うつ病の薬漬けの日々が続きだすのです・・・!!

このように、30代後半以降の男性で、うつ病として薬を飲んでいる人の多くいると思われます、

ひょっとして、『うつ病』ではなくて、『更年期障害』かもしれないんです!!

④男性更年期障害は、終わりがない!!

女性の更年期障害は、閉経前後の約5年ぐらいで、閉経後、女性ホルモンがほとんど分泌されなくなった状態に体が慣れれば、更年期障害は消え去り、基の状態に戻ります。

しかし、男性の更年期障害は、女性ような体の変化によって起こるわけではないので、根本を理解して治療しないと、永遠に終わりがない状態なんです!

だから、男性の皆さん!!奥さん!!彼女さん!!

もし、30代後半以降の男性(旦那さん、彼氏さん)が『うつ状態』のような症状が出たら!

精神科に行く前に!

『泌尿器科』もしくは、『メンズヘル外来』に行って下さい!
メンズヘルス外来は、東京都など大きな都市は最近よく見かけますが、地方だとあまりありませんので、泌尿器科で大丈夫です!!

『泌尿器科』もしくは、『メンズヘルス外来』へ行って、
男性更年期障害かもしれないので、検査お願いします』と言って受診して下さい!

血液検査により、男性ホルモン(テストステロン)値を検査すると思います。

ホルモンの異常が無く、男性更年期障害でなければ・・・・『うつ病』なのかもしれません。

男性更年期障害の治療は、いろいろありますが、男性ホルモンの注射、塗布、漢方薬治療などが代表的です。

男性更年期障害は、泌尿器科やメンズヘルス外来でちゃんとホルモン治療すれば、元に戻ります!

ちゃんと治るんです!!!

それを、精神科に行ったら・・・・薬漬けの日々が続き・・・・なかなか治りません・・・・

この分かれ道は、男性の人生において、とってもとっても大きいと思います!

旦那さんや彼氏の働き盛りを襲う更年期障害の知識を知っているだけで

多くの男性も女性も救われると思います!!

女性の皆さん!!

いつもストレス社会で戦っている男性を!旦那さんを!彼氏を!

労ってあげましょうね!

居心地の良い、戦闘鎧を脱ぎ捨てられる居場所を作ってあげましょうね!

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女性の性セラピスト/セックスカウンセラー 髙森由香

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