『セックスの時、あなたは濡れますか?』
女性用性感エステ『月の光』をご利用下さる女性の悩みの中で、
この『濡れる?濡れない?』の悩みも結構多いんです!!
『私、最近、あんまり濡れないんです』
『私、もともとあまり濡れないほうなんです』
『濡れないからか、セックスが痛くて・・・』
『私は、ちゃんと濡れていますか?』
『更年期・閉経後だからか全然濡れなくなった』
『私、歳だから濡れなくなったようです』 etc
など、悩まれている女性、気になっている女性、多いです。
悩みの中で、
40代後半~70代女性の多くの悩みが、
『私、歳だからか濡れなくなったようです』
『更年期・閉経後は全然濡れなくなった』
『濡れないから、セックスが痛くて・・・』
30代の多くの悩みが、
『私、もともとあまり濡れないほうなんです』
『濡れないからか、セックスが痛くて・・・』
20代の多くの悩みが、
『私、ちゃんと濡れていますか?』
年代によって少しだけ、この『濡れる?濡れない?』の悩みの原因は違いますが、
幅広い年代で、悩まれている・気になっている女性は多いです。
今回は、『女性の濡れる・濡れない』についてお話ししますね (^^♪
でも、この『女性の濡れる』現象は、とても複雑・・・
しかも、SNSでは、間違った情報ばかり!!
女性のアダルトグッズ販売店で私も信頼しているサイトでの説明も、間違っていました・・・( 一一)
もっと、医学的論文で最新の情報をお伝えしないと・・・・
多くの女性が、間違った情報で悩んでしまう・・・・
昨年11月頃から、最新の医学論文など、
探しまくり・読みまくり・・・
その様子はこの写真👇のような感じでした!
表情は、まさにこの写真のようだったと思います(笑)
調べに調べたので、しっかりとした最新の正しい情報をお伝えしますね💓
でも、医学的内容なので、かなり説明が難しく・・・・
難しい内容ですが、頑張って分かりやすく説明してみますが・・・・
分かりずらかったら・・・・ごめんなさい🙇
内容を知りたい方は、最後まで読んで下さいね!!
その難しい医学的な説明の前に、
女性の皆さんには知っていて欲しいことと、
『濡れない・濡れずらい』の対処方法を伝えします!!
でも、本当に女性は大変ですよね!
セックス時は演技しないといけないし、
女性器の色や匂いも気にしないといけないし、
濡れるか・濡れないかも気にしないといけないし、
はぁ~ (*´Д`)
女性の気持ち、男性はどこまで分かっているのかなぁ~(笑)
(こちらをクリック👇👇👇『セックスと女性の演技』お時間ある時読んでみて下さいね。)
多くの女性の悩み『濡れる』『濡れない・濡れずらい』
月の光で施術をしていると、この『濡れる』『濡れない・濡れずらい』は、
本当に人それぞれ・・10人十色・・・
20代でも、『濡れない・濡れずらい』人もいれば、
70代でも、『濡れる・よく濡れる』人もいるんです!
『濡れる』ことよりも、『濡れない・濡れずらい』ことに悩んでいる女性の方が圧倒的に多いですが、
『濡れる』ことで悩んでいる女性も結構いるんです!
えっ??? ( ゚Д゚)・・・・・
『濡れる』ならいいじゃん!!
と思われた女性もいますよね、
でもね、この『濡れる』が必要以上に『濡れる』女性もいるんです。
そんなに感じているわけではないのに・・・・
『すぐに濡れてしまう』
『濡れる量(愛液の量)が半端なく多い』
ことで悩んでいる女性もいるんです。
『すぐに濡れてしまう』から、
遊びなれた女性と思われた方
セックス大好きだと勘違いされた方
早くペニスを膣に入れて欲しいと男性が勘違いして前戯がほとんどないセックスをされている方
『濡れる量(愛液の量)が半端なく多い』ため、
相手に、愛液の量が多くて気持ち悪いと言われた方
相手が、愛液の量が多いため、クンニするのが嫌だと言われた方
『濡れる』からこそ悩んでいる女性もいるんですよね・・・・
悩みは、本当に人それぞれですよね!!
では、『濡れない・濡れずらい』で悩んでいる多くの女性の皆様、
先ず大切なことは、
女性が『濡れる』仕組みは、とにかく凄く複雑であることを理解してね!!
そのため、多くのことが女性の『濡れる』に影響を及ぼしていることを!!
以下は、『濡れない・濡れずらい』原因の一部です
睡眠不足
ストレス
悩み(仕事、人間関係、家族・・etc)
水分不足
冷え・血行不良
疲労
久々のセックス
緊張
罪悪感
過去のセックスの影響(痛い、恥ずかしい、怖い・・etc)
愛情不足
更年期
閉経後
・・・・etc
えっ、このような原因で『濡れない・濡れずらい』ことになるの??と思った方もいるでしょう。
そうなんです!!
このような原因と言っても、
これを感じているのは、判断しているのは、
私達の『脳』!
私達が感じない、知らない内に、『脳』がこれらを感じているから厄介なんです。
ストレス社会に生きている私達にとって、
ストレスがどこまで自分達の『脳』を痛めつけているかなんて、分からないですよね!
知らない内に、キャパを超えて、鬱病になったり体の免疫機能を低下させたり・・・
久々のセックスや緊張、過去のセックスの影響も、
私達が感じている以上に、『脳』は私達の膣・子宮や身体を守るために、過度に反応しているんですよね!
知らず知らずにトラウマになっていたり・・・・
愛情不足も、パートナーとの生活の中で、
何気ない言葉のやりとり、ボディーコミュニケーション、雰囲気などで、
微妙な違いを『脳』が感じとっているんですよね・・・
それとね、女性はこれを忘れないでね!
更年期・閉経は、女性なら誰もが通って行く過程です。
この更年期・閉経で、女性のホルモンバランスは大きく変わります。
それによって、『濡れない・濡れずらい』体の状態になるのは、当たり前です!!
年を取って行く、言い方は悪いですが、『年老いていく』んだから当たり前です!!
それを、『濡れない』ことを全て女性のせいにして、
女性を傷つける男性は、最低の男です!!
男性だって、『年老いていく』!
男性は、膣にペニスを入れるだけ!!
自分達男性だって、年を取れば、中折だって・EDだって頻繁になるし悩む人が多くなります。
だったら、年齢に合った『セックス』をしないと!
相手を思い合った『セックス』をしないと!
いつまでも20代のセックスなんて出来る分けがありません!!
『濡れない・濡れずらい』なら、それを補うローションを使いましょう♡♡♡
日本では、ローションをあまり使わないセックス文化なんですよね~!
AVの影響で、女性が濡れないといけないセックス文化でもあるし~!
女性の皆さん、
『濡れない・濡れずらい』と悩まないで!!
女性の『濡れる』は、複雑なメカニズムが働き、脳が影響し、加齢も大きく影響すること!
女性なら、当たり前のこと!!
それをちゃんと理解しない男性とセックスする必要はありませんよ!!
あなたを、あなたの体を大切に思い、扱ってくれる男性と楽しくセックスして下さいね!!
長年連れ添っている旦那さんや彼氏には、『濡れない・濡れずらい』ことを伝えてね!!
伝えなければ、本当に男性は分からないんです!!
『悟らない男性・言わない女性』
では、何も解決しませんし、先に進めませんからね💓
そして、濡れないなら、ローションを使いましょう!!
何も、恥ずかしいいことではありませんよ!
海外では、年を取ればとるほど、ローション(オイル)を使ってセックスを楽しんでいますので(*’▽’)
濡れないならローションで楽しもう!
月の光では、『濡れない・濡れずらい』女性の悩みには、ローションを使うことをお薦めしています!
月の光の性感エステ(新感覚エステ)でも、オイルを使ってマッサージします!
お客様が『濡れる』方でも、『濡れない・濡れずらい』方でも、
オイルを使ってマッサージします!!
100%天然のオイルを使って!!
その理由は、胸へのマッサージもクリトリスや膣内のマッサージでも、
余分な摩擦が無くなり、軽い・ソフトなタッチでマッサージが出来るからです💓
軽い・ソフトなタッチでのマッサージが、女性をオーガズムへ導くんですよね💓
だから、もっともっと女性はローションを使ってね!!
『ローション』というと、多くの方は、
ドラッグストアのコンドーム販売コーナーで、コンドームの隣に必ず置かれている『ローション』をイメージすると思います。
でもね、
このドラックストアで販売されている『ローション』は、男性用のローションなんです!!
男性に適した『ローション』と言う方が正しいと思います。
女性に適した『ローション』では無いんです・・・・
男性用のローションは、途中で乾いてくるとカピカピになるんです!!
このカピカピが女性にとっては痛くなるんですよね~~!
だから、女性の皆さん!このブログを読んで下さっている男性の皆さん!
『ローション』を購入するなら、100%天然のオイルにしてみて下さい!!
月の光で使用しているのは、エステやアロマトリートメント、リンパドレナージュなどでも使用されているマッサージオイルを使用しています。
『エステ キャリアオイル』で検索すると出てきます!!
スイートアーモンドオイル
ホホバオイル
スクワランオイル
セサミオイル
アルガンオイル
グレープシードオイル
マカデミアナッツオイル
・・・・etc
月の光では、100%天然のマカデミアナッツオイルを使用しています。
なぜ、天然のオイルをお薦めしているのか?!
それは、女性の生殖器(膣)が体内に入っているからです。
イメージしてみて下さいね!
チョコレートを男性性器(ペニス)に塗りたくっても、
シャワーで奇麗に洗い流せますよね!
洗い残しが無いように、しっかりと見て洗い流せますよね!
チョコレートを女性性器(膣内)に入れて塗りたくったら、
シャワーでも膣奥まで洗浄出来ないし、
しっかりと見て洗い流せないので、
膣内まで奇麗にチョコレートを洗い流せたか分からないですよね!
だからこそ、女性の膣内に入れるものは、100%天然のものにして頂きたいんです!!
化学的なローションの使用は絶対に辞めて下さいね!!
これらのオイルは化粧品としても使用できるので、
セックスで使用後に洗い流さなくても、保湿になるので、お肌しっとりです💓
カピカピに乾くことも無く、化学製品でも無く、
女性のお肌にとっては、とても良いです。
いろいろなオイルは、それぞれに粘度が違うので自分に合ったオイルを探すと良いですよ!!
※粘度とは、サラサラ系や濃厚系(しっとり、まったり)のことです。
今は、エステティシャンが使用するオイルが通販などで、一般の方も少量から購入できるようになっているのでありがたいです。
そうそう、無印良品のホホバオイル、オリーブオイル、スイートアーモンドオイル、アルガンオイルもお薦めですよ!!
コンビニエンスストアのファミリーマートに、無印良品の商品が販売されているので、気軽に購入できますよ!!
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では、では、ここからちょっと医学的になりますが、
女性の『濡れる』仕組みや濡らす液体(愛液)について、
お話していきますね!!
分かりやすく説明しているのですが・・・・
ちょっと難しい内容なので、ご興味のある方は読んで下さいね!!
👇👇👇
なぜ、女性は濡れるの?
そもそも、『なぜ、女性はセックスの時に濡れるのか??
それは、女性性器が生殖器だからです。
生殖器とは、
生物が有性生殖を行う際に用いる、生殖活動に関与する器官の総称である。
(by wikipedia)
生殖活動とは、子孫を残すための行為のこと。
そう!!その行為とは、セックスです!
男性のペニスを女性の膣の中に挿入し、射精して、精子と卵子が受精するための行為です。
女性の生殖器(陰部)が濡れるのは、
セックスの行為中に、女性の体・脳が反応して、
女性生殖器の外陰部と内陰部(膣内)を濡らし、
男性のペニスを膣の中に入りやすくするためです。
潤滑剤の役割となります。
👆このことは、皆さん、だいたい分かっていますよね!
それ以外にも、
膣内のPHを酸性から弱アルカリ性にするために、
膣内・膣外を濡らし、酸性を中和させ、
膣内で射精した精子が卵子と受精しやすくするためです。
人間の体って凄いですよね~
『よし、セックスするぞ!女性生殖器を濡らすぞ!!』
と思って自らの意思と行動で濡らしているわけでなく、
自然と体が、脳が反応して濡れてくるんですよね~!!
男性のセックスの行為にペニスが勃起するのと同じですね。
『よし、セックスするぞ!ペニスよ勃起しろ!』
なんて、男性の皆さんは思っていませんよね。
自然と体が、脳が反応して勃起するんですよね!
女性の生殖器が濡れる仕組みと役割
女性の生殖器が濡れる仕組みと役割をもっと医学的に深堀してみたいと思います。
というのも、女性の生殖器って、ほなとうに凄いんです!
知れば知るほど、ミステリー!!
ある意味、『神業』と言えるほど凄いんです。
濡らしている分泌液はどこから?
セックス時に女性生殖器の外陰部と内陰部(膣内)を濡らしている分泌液は、
4か所から分泌されている4種類の分泌液があります。
①膣壁から分泌される膣分泌液
②子宮頚管から分泌される子宮頚管粘液
③バルトリン腺から分泌されるバルトリン腺液
④スキーン腺から分泌されるスキーン腺液
これらの4種類が混ざり合い、
女性の生殖器の外陰部と内陰部を濡らし、
ペニスを膣に挿入しやすくすると同時に、
性交渉において、精子と卵子が受精しやすくしているんです!
1つ1つそれらの膣分泌液を説明していきますね!
①膣壁から分泌される膣分泌液
膣分泌液は、無色透明。または、白濁した粘性のある液体です。
膣分泌液の主成分は、血液から赤血球・白血球・血小板を除いた血漿(けっしょう)です。
セックス時に愛する人との前戯やマスターベーションにより
↓
脳の下垂体後葉からオキシトシンが分泌されます
(※オキシトシンとは、幸せホルモン、愛情ホルモン、絆ホルモン、擁護ホルモンと呼ばれています。)
↓
その状態でさらに性的刺激が続くと
↓
下腹部に血液が集まって、血流が多くなる
↓
女性性器が充血し膨張
↓
膣壁の毛細血管が拡張されて、血管壁を押し開く
↓
毛細血管から血漿(けっしょう)がにじみ出してくる
↓
その血漿(けっしょう)が上皮細胞の間を通って、膣壁に出てくる
下腹部に血液が集まって女性性器が充血??
これ👆本当に、その通りなんです。
女性用性感エステ:月の光で、1300人以上の女性を施術していますが、
女性がマッサージ中に、自分の性感帯の気持ち良さに集中していくと、
女性の生殖器の外陰部(大陰唇、クリトリスetc)が膨張するんです。
これは、血液が集まって膨張しているんです。
男性のペニスも血液がペニスの海綿体に流れ込むことで勃起します。
そう、女性も男性同様に、性的刺激により下腹部に血液が集まるんです!!
・・・・??・・・・・・
でも、もう1つ分かりずらいことが・・・・・
血液成分である血漿がにじみ出てくる???
毛細血管から血漿がにじみ出る???
👇の図がとても分かりやすいです。
毛細血管には、小孔(小さい小さい穴)が開いています。
そこから血漿が膠質浸透圧(こうしつしんとうあつ)により出たり入ったりしています。
※膠質浸透圧の説明はここでは控えるので、気になる方は調べてみてね!!
浸透圧の説明難しいので・・・かんにんして~っ(笑)
毛細血管から出た血漿は、細胞間を浸している間質液(かんしつえき)と交わり栄養や不純物の受け渡しをします。
性的刺激で、下腹部に血液が集まることにより、血流が多くなり、
毛細血管が拡張されて、血管壁を押し開き、
血漿が、毛細血管からにじみ出て、
膣壁の上皮細胞の間を通って膣壁の表に出て来て濡らしているんです。
ということは、
血流が多い人(血流が良い人)の方が、血流が少ない人(血流が悪い人)より
『濡れやすい』
のかもしれません!!!
ーーーー余談ーーーー
膣壁の上皮細胞とは?
膣壁の上皮細胞は、重層扁平上皮です。
その細胞と細胞の間を通って毛細血管からしみ出した血漿が膣壁に出てきます。
👇下の図で赤線で囲んであるのが膣の上皮細胞です。
この上皮細胞の細胞と細胞の間を通って、膣壁に出てくるんです。
②子宮頚管から分泌される子宮頚管粘液
膣と子宮腔をつなぐ子宮頚管から分泌される液体またはゲル状の粘液を『子宮頚管粘液』です。
『おりもの』の1物質でもあります。
子宮頚管は、👇の図で黄色に囲ってある部分です。
ーーーちょっと余談ーーーー
子宮頚管は、妊娠中に赤ちゃん(胎児)が下がってくるのを防ぐため固く閉じています。
出産時に、この子宮頚管は子宮口となり広がり、赤ちゃんの通り道が出来きます。
子宮頚管の長さは平均4cmぐらいです。
子宮頚管の長さが2.5cm以下の方は、流産しやすかったり、切迫早産になりやすいと言われています。
この子宮頚管は、ほんの小さなが穴が開いています。
この穴から
生理の経血が外へ排出されたり、
精子が通り抜けて行くことが出来ます。
女性の一生涯で出産時以外は自然に開くことはありません。
この子宮頚管の部分に出来る癌を、子宮頚癌と言います。
ーーーー余談終わりーーーー
この子宮頚管粘液は、
女性ホルモンの1つである『エストロゲン』(卵胞ホルモン)
の影響を強く受けます。
この女性ホルモンの『エストロゲン』は、
もう1つの女性ホルモンである『プロゲステロン』(黄体ホルモン)と一緒に、
女性の生理周期に大きく関わっています。
これを表したのが👇のグラフです。
『エストロゲン』は、排卵日前後に分泌量が増えるんです!!
青い線で囲っているところです!
(生理については、今度詳しくブログで書きますね~!!)
そして、そして、
凄いんですよ~~っ!!!!
子宮頚管粘液は、
『エストロゲン』の生理周期に合わせての分泌量の変化によって、
『量、質、色』が変化するんです。
うひょ~~ですよね・・・・( ゚Д゚)
👇の図を見て下さいね!!分かりやすく説明されています。
排卵期を境に、大きく変化します!
👇の図とその前の図👆(生理周期とホルモン)を見比べて下さいね!
そして、粘液の変化を分かりやすく図にしたのが👇です。
生理後の卵胞期~排卵日に掛けての子宮頚管粘液は、
透明で、さらさらしているような糸を引く感じで・・・・
生卵の卵白のような感じです。
特に、排卵日前後には量も増えます!
『おりもの』で卵白のような透明で糸引くようなものが、たまにありませんか?
まさに、それが、子宮頚管粘液の『おりもの』です。
ーーーーーちょっと余談ーーーー
膣内は、酸性に保たれているのですが・・・・
子宮頚管粘液は、弱アルカリ性なんです。
どういうこと?????・・・・
なぜに、酸性の膣内に弱アルカリ性の粘液を分泌するの???
それは、男性の精子が弱アルカリ性だからなんです!!
?????
男性の弱アルカリ性の精子にとっては、
女性の膣内の酸性は生存するのにとても厳しい環境です。
その膣内で、子宮の入口である子宮頚管が精子と同じ弱アルカリ性の粘液を分泌することで、
精子が子宮頚管を通り抜けて子宮内に入るのを手助けする役割もあるんです!!
子宮頚管粘液は、精子と卵子が受精するために、とても大切な役割をになっているんです。
そして、
『女性の膣内の酸性』
『精子の弱アルカリ性』
『子宮頚管粘液の弱アルカリ性』
の3つのPHが、
『男の子』『女の子』の産み分けに結構大きく影響していまるんです!!
こちら👆興味ありますよね (^^)/
こちらも、今度、ブログに書きますね!!
ーーーー余談終わりーーーー
③バルトリン腺から分泌されるバルトリン腺液
膣の左右にあるバルトリン腺という分泌腺から出るバルトリン腺液
黄色い枠線の部分、膣口の左右にあるのがバルトリン腺で、
膣の潤滑を助ける液体’(バルトリン腺液)を分泌します。
このバルトリン腺液は、酸性です!!
でもね~、ビックリすることに、バルトリン腺液をアルカリ性って書いてあることが多いんです。
某有名な女性のアダルトグッズ販売サイトのブログでも・・・・
だから、間違っていないか?
海外サイト、医学論文を調べましたよ~・・・
で、しっかり調べて直しましたので、お伝えしますね!
バルトリン腺液は、『酸性』です!!
多量のカリウムと少量のナトリウムを含み、弱酸性 (pH 4.7) になります。
酸性のバルトリン腺液は、肛門等からの大腸菌など菌の侵入を防いで老廃物を排除してくれます。
アルカリ性の精子に対しては酸性なので、悪影響を及ぼしますが・・・・
『ペニスの表面についた菌を酸性のバルトリン腺液で無害にしてから、膣内へペニスの挿入を助ける潤滑液となる』って考えると凄いですよね!!
それとね!!
バルトリン腺液の粘液の成分(粘りの成分)にムチンが含まれます。
ムチンって・・・・『うなぎ』のぬるぬるで有名ですね。
※👆リアルな『うなぎ』の画像はちょっと・・・だったので、『うな重』画像にしました。
美味しそう・・・・♡
うなぎのぬるぬる成分が、女性性器のバルトリン腺から分泌されているなんて・・・・・
ビックリです ( ゚Д゚)
1677年
バルトリン腺は、解剖学者のCaspar Bartholin Secundus(キャスパー・バルトリン・セクンドゥス)によって発見されたことから、その名前が付けられました。
④スキーン腺から分泌されるスキーン腺液
そして、最後に紹介するのが、スキーン腺から分泌されるスキーン腺液!
スキーン腺は、尿道口の両側にある 2 つの小さな線で、内部はウモロコシの穀粒程の大きさです。
👇の図で、黄色い線で囲った部分がスキーン腺です。
このスキーン腺、まだまだ医学的には解明されていないことばかりなんです!!
それと、女性の3分の1は、このスキーン腺が無いんです!!
えっ?? ( ゚Д゚)・・・・・
スキーン腺は、全女性が持っている分けではないって・・・・
最新の医学でも、
スキーン腺は何のために存在するのか?
どのような役割があるのか?
いろいろな説が飛び交っていて、解明には至っていません。
そのため、多くの間違った情報がSNSで拡散されています。
その大々的な間違った情報は、スキーン腺から放出される液が、女性の潮吹きであると・・・・
👆これ、間違っていますので要注意です!!
最新の医学では、現時点で、以下のように言われています。
いろいろな論文や医学書を読んで、ほとんどが、以下の2つと同じようなことが書いてありましたので、代表的な2つをご紹介します!
What Are the Skene’s Glands?(スキーン腺とは?)
by Amy Kiefer, PhD(エイミー・キーファー博士)
2022年10月28日 Verywell Health(医療専門家・認定医師による最新・重要な医療ニュースを調査及び報告しているサイト)で掲載
スキーン腺は、小前庭腺・傍尿道線、尿道周囲腺とも呼ばれることがあると同時に、男性の前立腺と同じ細胞から発生するため、『女性の前立腺』と呼ぶ人もいます。
スキーン腺は、性的興奮時に膣を滑らかにするのに役立ちます。
又、スキーン腺は陰核組織(クリトリス)に囲まれており、性的興奮時に腫れます。この腫れは、粘液が豊富な液体を放出するためにスキーン腺を刺激します。
さらに物議をかもしているのは、スケーン腺が女性の射精の源であると考えられていることです。
この理論を支持する研究では、スキーン腺から性的興奮時に放出される乳白色の液体には、男性の射精時に前立腺から放出される液体と同じタンパク質、たとえば前立腺特異抗原 (癌性および非癌性の両方の前立腺組織によって生成されるタンパク質) が含まれていることが分かっています。
『潮吹き』と『女性の射精』を同じ意味合いで使用している人もいますが、こらは異なった現象です。
女性の射精は、性的興奮時にスキーン腺から放出される液体ですが、
潮吹きや性交失禁は、膀胱から放出される尿成分を含んだ液体です。
Skene’s Glands And Recurrent UTI(スキーン腺と再発性UTI)
by Sue Bedford(スー・ベッドフォード氏)
2022年12月12日 LIVE UTI FREE(再発性尿路感染症の最新の解決策を提供する医者・医療従事者によるコミュニティサイト)で掲載
XY染色体(男性)と XX染色体(女性)とがお腹の中の胎児の時に、性分化(受精卵から男性と女性の間の性差が発生するプロセス)が起こる前に、腺組織と退役を放出する能力が、胚段階(正常に受精し分割を始めた受精卵の分割段階)で発達することを示唆しています。
女性の前立腺(スキーン腺)は、男性の乳首と同じ理由で存在する可能性があります。胚が男性・女性の生殖器系を発達させる前に成長した組織です。
一部の学者は、スキーン腺の進化上の目的は、尿道の開口部を滑らかにする女性の射精液を放出することであると仮説を立てています。
女性の射精液(スキーン腺液)には、尿路感染症の予防に役立つ抗菌物質が含まれています。そのため、性行為により尿路感染症になる女性がいることを考えると、体の自然な防御システムの一部である可能性があると考えています。
これらを読むと、女性の尿路感染症に大きな役割を担っていることが何となく分かりますよね!
それと同時に、スキーン腺がクリトリスの組織に含まれているから、興奮時に膨張し、スキーン腺液が分泌され、それが性交時の尿道への菌の侵入を防ぎ、同時に潤滑液にもなっている・・・・・
でも、やっぱり最大のミステリーが、
3分の1の女性は、このスキーン腺が存在しないってことです。
男性の前立腺になるのと同じ細胞からできているので、
進化の過程で女性には必要無い組織となったために、
退化していったとも考えられますよね!
現に、3分の1の女性がこのスキーン腺が無くても、
何も問題ないく健康に日常生活を送っているってことは、
そういうことですよね!!!
1880年
スキーン腺は、アメリカ婦人科学会の会長を務めたAlexander Johnston Chalmers Skene(アレクサンダー・ジョンストン・チャーマーズ・スキーン)によって発見され、その名前が付けれらました。
それと、スキーン腺についてご紹介した医学文にも書いてありましたが、
潮吹きは、膀胱から放出される尿成分を含んだ液体!!
👆ここ、忘れないでね!!
最新の医学論文・研究結果でも、膀胱から放出される尿成分を含んだ液体であることがしっかりと立証されていますので!!
『濡れない・濡れずらい』で悩まないでね!
ざっと、女性の『濡れる』仕組みを紹介してきました。
女性器の4カ所の腺から放出される線液が、
女性ホルモン、生理周期にも影響し、
性的興奮時にも反応し、
それぞれに複雑に、各役割を持って、
女性性器を守ると同時に、
生殖機能の役割として、妊娠しやすく働いているんですよね!!
だからこそ、
更年期、閉経・・・・
により、女性ホルモンの分泌が無くなり・・・
生殖機能の役割を終えた年齢・・・・
となれば、『濡れない・濡れずらい』のは、
女性なら自然と起こることだと理解する必要があると思います。
若い女性で『濡れない・濡れずらい』と悩んでいる方は、
ストレス社会に生きている私達だからこそ、
『脳』の影響により、いろいろな原因により、
このような反応になっているのだと、
自分を責めるのでは無くて、自分の体を理解して労わって欲しいです。
そして、何よりも、
素晴らしい女性の彼氏・旦那さんが、
『濡れない・濡れずらい』悩みを・・・
『濡れる・濡れやすい』悩みを・・・
ちゃんと理解して、心から受け入れてくれる彼氏・旦那さんであって欲しい・・・・
女性の心と体を労ってくれる彼氏・旦那さんであって欲しい・・・・
女性として、切に願っています。
まだまだ、医学的には解明されていない女性性器・オーガズムの構造etc・・・
本当にミステリアスであり、神秘的ですね!!
今後の更なる医学的解明が待ち遠しいです。
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女性の性セラピスト・セックスカウンセラー
髙森由香