月の光

雑誌のセックス特集・・私には当てはまらない?

『セックスのHow to』『セックス・アドバイス』が、

いろいろな雑誌や情報誌などで特集され、読んではみるものの・・・・

『なぜ???私には当てはまらないの?』

と思ったことがある女性も多いのではないでしょうか?

女性は、膣の中のここが感じる(Gスポットやポルチオ)!
こう攻めると女性をイカせられる!
女性の潮吹のさせ方! etc

などなど、、雑誌や情報誌で書いてあることを試しても、

『私は感じなかった』・・・・
『ぜんぜん、気持ちよくなかった』・・・・
『私は潮吹きしたことがない』・・・・

との思いと同時に、

『他の女性は、みんな感じているの?』
『一般女性は、これで感じるの?』

と、自分だけが感じられないのでは?と、

不安になる女性も多くいます。

特に、女性向けである、女性誌の

『セックス特集』や『セックス調査の結果』には、

女性の性感エステとして、1000人以上の女性を施術し、

多くの女性の偽りのない性についての本音や悩みを聞いてきた私としては、

その特集内容、調査結果内容に、

『?????』と疑問をいつも感じます!

なぜなら、女性の性についての本音と悩みとは、

ある意味、180度ぐらいかけ離れている時もあるからです。

同じように、女性誌・雑誌・情報誌の『性やセックス』に関しての特集に対して、『間違った概念を女性に浸透させている』と警笛をならしている産婦人科医の女性医師の方もいらっしゃいます。

では、どうして、こうも多くの女性にとって、

雑誌や情報誌の『セックスのHow to』や『セックスアドバイス』が、

『私には当てはならない』

と多くの女性が思っているのか?!

このことに対する答えが、

2016年に医学的研究結果の発表により、明らかとなりました!

2016年12月
ニューヨークの産婦人科医:デボラ・コーディ(Deborah Cody)氏が、専門の外科医と組み女性器周辺の神経の状態を調べ新たな発見を発表しました。

デボラ氏が、女性器周辺の神経の状態を調べた(研究)のは、医学的に男性器周辺の神経の状態は完全に把握されているのに、デボラ氏が調べる時まで、女性器周辺の神経の状態についてまったく医学的に情報がなかったためでした。

その結果、驚くことが明らかになりました!!

男性器周辺の神経の状態(神経の数、神経の分かれ方、どのように神経が張り巡らされているか(神経網))は、誰もが、ほぼ同じ。

それに対して、

女性器周辺の神経 の状態(神経の数、神経の分かれ方、どのように神経が張り巡らされているか(神経網))は、 完全に人それぞれ違っている。まったく同じものは無い。

外陰部の神経の分かれ方は、完全に人それぞれ違っているまったく同じものは無い
枝分かれした神経が体内にどう張り巡らされるかによって、女性ひとりひとりの敏感な箇所が違う
性器部分の5つの性感帯『・クリトリス ・膣の開口部・子宮頚部 ・肛門・会陰部』に走る神経終末の数は、女性によって異なる

ことが明らかとなりました。

これらの発見により、  

クリトリスの方が敏感な女性もいるし、膣の開口部の方が敏感な女性もいることの違いが解明され、
また、雑誌や情報誌での『セックスのHow to』や『セックス・アドバイス』が、
ほとんどの女性にとって、あまり役に立たないのは、このせいでもあることが分かった。

びっくりですよね!!

この研究結果は、2016年に発表されたんですよ!!

最近ですよ!最近!

最近まで、女性器について、医学的にも何も解明されていなかったことが多いんですよね!!

女性器の神経の数、神経の分かれ方、どのように神経が張り巡らされているか(神経網) は、

十人十色!

誰一人として同じ人はいない!

だから、女性がオーガズムに達するのは難しいんですよね!!

雑誌や情報誌の情報が、当てはあらないんですよね!

なんか、これを読んでスッキリした女性もいるのではないでしょうか?


女性がなかなかオーガズムを感じないことが分かるこちらも読んでみて下さいね!

👇👇👇

男性の皆さんにも、このことをしっかり理解して頂きたいです!

『前の彼女は、こうしたら感じた』からって、
今の彼女が同じところを感じるかは分からないってことを!

だからね!!

男性は、彼女が変われば、
その彼女が感じる場所を、探し当てないといけないってことなんです!
宝探しのように・・・・!

男性にとっては、面倒くさいかもしれないけど・・・・・

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何度も言っていますが、

セックスは、
2人が幸せになる、2人が感じる、2人が望む、2人のためのセックスを
愛し合う2人で創り上げるもの!

その中に、女性の感じる場所を2人で探し当てていくことが大切なんだと思います。

女性も、どこが感じて、どうして欲しいかを、

ちゃんとパートナーに伝えないとね!

私達女性は、一生、男性の射精時の快楽を体感することは出来ません!

その逆で、男性だって、女性のオーガズムや感じ方を体感することは出来ません!

ならば、お互いに、ちゃんと、伝えないとね!

『こうして欲しい!』

『その刺激が気持ちい』

『そのまま続けて欲しい』

『そこよりも、もう少し右側が良い』  etc

ってね!!そうしたら、パートナーも分かりやすいしね!

最後に、デボラ氏は、こんな愚痴も言っていました!

男性の男性器、射精のメカニズム、性の快楽については、既に、医学的にも、解剖学的にも解明されていることが多い。

しかし、今現在でさえ、女性の女性器、性感帯、オーガズムについては、ほとんど医学的にも、解剖学的にも解明されていない!

その理由が、今回、デボラ氏が女性器周辺の神経の状態を調べ る研究に入る時に分かったそうです!

女性器、女性の性感帯、女性のオーガズムについての研究をするために、国に補助金の申請をしても、
女性の性の研究に関しては、ことごとく補助金が下りない!

また、女性の性や女性の性の快楽に関しての研究には、『そんなこと研究する必要がない!』と政治的圧力、宗教的圧力がかかる!

自分達で研究費用を集めて、研究して得た素晴らしい結果を医学会で報告する時には、
『うちの会では、そのような報告は辞めて下さい』と報告する場も与えられない!

これらの女性が性を追求することを望まない男性中心の歴史が、
女性の性、女性器、女性の性感帯、女性のオーガズムの研究をさせなかったため、
今現在に至っても、女性に関しての多くが解明されていない!

と・・・・・・

これって、ある意味、女性としては悲しいですね!

確かに、宗教的に、今でも結婚するまで女性は処女であるべきとするところもあるし、

女性が性の快楽に目覚めないように、女性器を切除したり、縫い付けたりする宗教もある、

そういったことからも、女性の性への弾圧は、まだまだ世界的にも大きく存在するのだと。。。

セックスは、1人では出来ない!
愛し合う中にあるセックス!

そう考えると、男性も女性も、平等に研究されて欲しいですよね!!

最後は、ちょっと重たい話になってしまいましたね。

女性の皆さん、自分と他の女性の感じる場所は違う!

そう思って、自分の感じる場所を自分なりにも知っていきましょうね!

そのためには、マスターベーション!はとっても大切ですよ!♡♡♡

性セラピスト/セックスカウンセラー 髙森由香

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