Gスポットとならんで、『ポルチオ』も「女性をイかせる性感帯」としてよくSNSに出てくる言葉
皆さんも、聞いたことがあると思いますが、
『ポルチオを攻めれば、女性はGスポットよりも強いオーガズムを感じる』・・・・・・
う~ん・・違うんですよね・・
そんな簡単では無いんです女性の膣奥のオーガズムは!!!
ポルチオではオーガズムはめったに得られません!!
ポルチオでオーガズムを体感できる女性は、稀!!本当に稀!!
![](https://tuki-no-hikari.com/wp-content/uploads/shutterstock_1656695080-1-1024x680.jpg)
そもそも『ポルチオ』って何??
なんで『ポルチオ』って言うの???
ポルチオは、『子宮口』のことです!
しかも、ラテン語!!
Gスポット、アナル、オーラルセックスetc・・・・・
性に関しては使われる横文字は、ほぼ全て英語なのに、
なんで『子宮口』だけ、ラテン語なの??
・・・・・・・・
それは、AVによって広められた言葉!
そう、ただ単に、響きが英語よりも 『エロイ』から!!
子宮口は、英語で『Cervix (sə́ːrviks) 』(横文字読:サーヴィクス)
または、『Cervical Opening』と言います。
『ポルチオ』と『サーヴィクス』だと、
響きでは『ポルチオ』の方が、エロイのでしょうね。
女性に対してのオナニーと同じですよね!!
自癒行為のことを、英語で『マスターベーション』と言いますよね。
男性も女性も日本ごでは、 自癒行為
男性も女性も英語では、マスターベーション
と行為に対しての言葉は同じなんですよね!
でも、
男性の自癒行為は、『マスターベーション』と言って、
女性の自癒行為を、『オナニー』と分けて言われることがありますよね!
『オナニー』は、ドイツ語です!!
こちらもAVによって広められました!
ただ単に、響きが英語よりも『エロイ』から!!
![](https://tuki-no-hikari.com/wp-content/uploads/shutterstock_718300849-1024x683.jpg)
私は、日本での女性の自癒行為だけを『オナニー』と呼ぶことがとても嫌いです。
本来、自癒行為:マスターベーションは健全な行為であり・・・・
大切な行為なのに・・・・
AVの影響とこの呼び名が・・・・・
女性の自癒行為を
『イヤらしい』『エロイ』『恥ずかしい行為』
と男性目線でとらえられ、否定的に表現されているように思えます。
ちなみに、日本語の『自癒行為』も・・・・
何かね~・・・・
あまり、良いイメージは無いんですよね・・・・・
自らを癒す行為(みずからをいやすこうい)・・・・
健全さがな無い感じで・・・・
逆に、『オナニー』と同じくらい、
嫌らしく、恥ずかしい行為であることを言葉で表しているように思えるんです。
最近、特に日本では、マスターベーションのイメージを良くしようとしてか?
『セルフプレジャー』との言葉を定着させようとしていますが・・・・
本来英語での『self-pleasure』は、
自分の楽しみのこと、趣味や嗜好についてのことを表す時に使います
逆効果な気がして仕方ありません。
『self-pleasure=自分の楽しみ』・・・・・?
これって、日本語の『自癒行為=自分を癒す行為』と同じと思うんです!
変に言葉を変えるから逆に嫌らしい、恥ずかしいイメージにさせると思います!
マスターベーションは、マスターベーション!
医学的にも、世界的にも、マスターベーションです!
その方が、健全だと思います!
またまた、話が飛んでしましました・・・(ペコリ)
話を戻して、
この『子宮口(ポルチオ)』は、女性の一生涯の内で自然に開くのは出産の時のみです。
それ以外は一切、自然に開くことはありあせん。
子宮口の画像を見てみましょう!
左側が断面図、右側が膣の入り口の方から奥の子宮口を見た図です。
![](https://tuki-no-hikari.com/wp-content/uploads/9cf9cf4208e931d7d16ef92120518fe6-1.jpg)
右側の膣の入り口から奥の子宮口を見ると、
少し真ん中に穴が開いているように見えますよね!
これは、男性とのセックスで、男性が膣の中で射精し、
その精子が子宮口を通り子宮内に侵入できるための穴・精子の通り道的の穴です。
又、この小さい穴から、妊娠していないと毎月、
必要でなくなった子宮内膜が生理となり剥がれ落ち、通り抜けます。
この子宮口の堅さは、通常時では、私達の鼻の頭をトントンと突いてみた時の堅さとほぼ同じぐらいです。
これが、出産時になると、唇と同じぐらいの柔らかさになり、子宮口が開きやすく、赤ちゃんが通りやすくなるんです。
この子宮口は、出産の時以外は、自然に開くことはない!
出産しなければ、一生涯 開かない!
だから、人口中絶の時は、
妊娠11週6日までの「初期中絶」では、
(※「吸引法」と「掻爬法」という2種類の方法がある)
まず、全身麻酔か下半身麻酔をして、
この『子宮口(ポルチオ)』を医療器具(頚管拡張器ヘガール)を使って、
無理やり開けます!
その為、子宮口に傷がついたりする恐れもあります。
子宮口、子宮頚部は、
子宮内を守るために、
また、妊娠時にしっかりと赤ちゃんを子宮内に留めるために、
とっても大切な役割を担っている部位です。
そして、
通常は、この子宮口を指で触ったり、押したり、ペニスが当たったりすると、
多くの女性は、痛みを感じるんです!
ペニスを膣に挿入後の激しいピストン運動や、
指を膣の奥まで入れられてぐりぐり触られると、
快感どころか、痛みを感じる女性が多いんです!
![](https://tuki-no-hikari.com/wp-content/uploads/image-26.png)
それを、SNSでGスポットと同じように、女性の性感帯として紹介され、
『子宮口(ポルチオ)を刺激する方法』
『子宮口(ポルチオ)で女性をイかせる方法』
『子宮口(ポルチオ)を刺激すれば女性はオーガズムを感じる』
『Gスポットよりも子宮口(ポルチオ)の方が気持ち良い』
など、本当に多くのこのような言葉を目にします。
女性の生殖器の解剖学的、医学的知識が無い、一般の男性は、
『子宮口(ポルチオ)を刺激しよう!』
なんて、絶対に思わないで下さい!
安易に、指や爪で子宮口を触らないで下さい!
![](https://tuki-no-hikari.com/wp-content/uploads/shutterstock_734314045-1-1024x683.jpg)
私が、月の光の性感エステで、約1200人の女性を施術してきていますが、
女性が膣の奥で感じる場所は、子宮口(ポルチオ)ではありません!!
男性快楽を基に発展したセックスビジネス(AVやポルノstc)によって、
男性がペニスを挿入してピストン運動すれば、
男性同様に女性もオーガズムに簡単に達すると思い込んできた歴史が、
今も多くの女性を苦しめています。
この思想が、
ペニスを膣に挿入してピストン運動すればペニスが子宮口に当たる!
男性がペニス挿入でオーガズムに達するから、女性もオーガズムに達するはず!
だから、中イキは、ペニスが当たる子宮口(ポルチオ)が性感帯だ!
ポルチオを開発すれば、女性は中イキ出来る!
と長年ず~っと思われてきました。
膣の奥が感じる女性は、とても稀です。
膣の奥の感覚が開発され、脳がそれを気持ち良いと認識できた女性です。
でも、それは、ポルチオへの刺激ではありません。
クリトリス、膣内の末梢神経、尿道、膀胱、子宮、子宮から仙骨に伸びる神経、、、
などの刺激が複雑に絡まり、
また、私が1200人以上の女性を施術して突き止めた、膣内のある場所の開発、
そして、脳が幸せや歓びをいっぱい感じた時に、
女性の膣奥でのオーガズムは訪れるのです!!!!
皆さんの頭から、
『ポルチオが性感帯』
『Gスポットよりも大きなオーガズムを感じる』
などの巷に溢れた間違った情報は削除して、新しい情報を上書きして下さいね!!
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性セラピスト/カウンセラー 髙森由香